熱中症警戒アラートとは??

2020.07.31

熱中症警戒アラートとは??

こんにちは!仙川院からお邪魔しているサカサイです!

 

平年では梅雨明けが21日頃とのことですが、

未だに雨雲でどよーんとした天気が続いますね(^^;)

 

ただ、こうした天気の日は湿度が高くなりがちです。

すると汗が蒸発しにくくなるため熱が身体にこもりやすくなって

熱中症になりやすいので注意が必要です。

 

熱中症と言えば、今月から始まった

熱中症警戒アラートをご存知でしょうか

 

これは環境省と気象庁による取り組みで、

気温湿度輻射熱(地面や建物から放出される熱)の数値を

かけ合わせた数値から熱中症の危険が高いと思われる際に

関東甲信で出されるものです。

 

前日PM5時当日AM5時の時点で

基準値を超える見込みの場合、気象庁が

都県単位でお知らせするので、外出の

予定がある方は是非チェックをしてみましょう

 

暑さ指数 危険性 日常生活の注意事項 熱中症予防運動指針
31℃以上 全ての生活活動で起こる危険がある

高齢者は安静状態でも危険が大きい。

外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

運動は原則中止

特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合は注意すべき。

28~31℃

全ての生活活動で起こる危険がある

(「31℃以上」と同じ)

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

厳重警戒(激しい運動は中止)

熱中症の危険性が高いので激しい運動や持久走など体温が上がりやすい運動は避ける。

10~20分おきに休憩を摂り水分・塩分の補給を行う。

暑さに弱い人は運動を軽減または中止。

25~28℃ 中等度以上の生活で起こる危険がある 運動や激しい作業をする際は定期的に十分に休息を取り入れる。

警戒(積極的に休憩)

熱中症の危険が増すので、積極的に休憩を摂り、水分・塩分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。

21~25℃ 強い生活活動で起こる危険がある 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時に起こりやすい。

注意(積極的に水分補給)

熱中症による死亡事故が起こる可能性がある。熱中症の兆候に注意し、運動の合間に積極的に水分。塩分を補給する。

計算方法は

気温(0.1×乾球温度)+湿度(0.7×湿球温度)輻射熱(0.2×黒球温度)=暑さ指数

となります。

 

熱中症は気づかないうちに症状が進行します。

めまい、立ち眩み、顔のほてり(症状1)

筋肉痛、筋肉のけいれん(症状2)

身体のだるさ、吐き気(症状3)

汗のかき方がおかしい(症状4)

体温が高い、皮膚の異常(症状5)

呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない(症状6)

水分補給ができない(症状7)

という症状が現れたらすでに熱中症が始まっているので

すぐに冷所へ移動し、衣服をゆるめ水分補給を行いましょう

 

 

 

 

 

 



院長 戸井 真郷