2020.02.13
骨粗鬆症
こんにちは、代田橋北口整骨院の石橋です。
骨粗鬆症とは「骨が弱くなり、骨折しやすくなる」病気です。
自覚症状が乏しく、「背中が丸くなる」「身長が縮む」と言った、
症状が徐々に起こる為病気と気が付かない事が多いのも特徴で、
特に高齢者が足の付け根を骨折すると施術に時間が掛かり
寝たきりになる恐れもあります。
骨粗鬆症で弱くなった骨に力が加わると上下から押しつぶされるように
「圧迫骨折」を起こす事があります。骨粗鬆症になると「転んでしまった」
「尻もちをついた」「重い物を持ち上げた」ぐらいで圧迫骨折が起こります。
高齢者では圧迫骨折をしていても痛みに気づきにくい事もあるので
注意が必要です。
骨粗鬆症になる原因は、加齢や閉経、極端なダイエット、喫煙、過度の飲酒
偏った食生活、運動不足等の生活習慣が原因の物と病気や服用している
薬が原因の物があります。骨粗鬆症は男性より女性の方がなる事が多く
原因は閉経によって女性ホルモンの分泌が減る為だと言われています。
骨粗鬆症の予防は、カルシウムを十分摂取する事とカルシウムの吸収を
促す栄養素を食事に取り入れる事が大切です。カルシウムは牛乳や乳製品
小魚、大豆製品や吸収を促すビタミンDはサケ、サンマ、ウナギ等にビタミンKは
納豆、ほうれん草、ニラ等に含まれています。他には適度な運動や日光を
浴びることも大切です。
院長 戸井 真郷