2020.01.22
ノロウイルス
こんにちは、代田橋北口整骨院の石橋です。
ノロウイルスは乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に
急性腸炎を起こす、ウイルス性の感染症です。
主に冬場に多発しますが、11月頃から流行が始まり
12月から2月にピークを向かえますが、年間を通して発生します。
症状は「腹痛、下痢、嘔吐、吐き気」を引き起こします。
潜伏期間は12時間から48時間で、嘔吐や吐き気が突然、
強烈に起こるのが特徴です。
発熱は37℃から38℃軽度で、大人では吐き気や腹部膨満感
といった症状強く、通常であれば1日から2日で症状は治まります。
抵抗力の弱い子供や高齢者は感染すると「脱水症状」になりやすいので
症状が少し落ち着いたら少しずつ水分補給をしてください。
また、下痢がひどいからと言って下痢止めを飲んでしまうと
ウイルスが腸内に留まり回復が遅れてしまうことがあります。
ノロウイルスの感染経路は、経口感染でウイルスに汚染された
二枚貝(主に牡蠣)などを食べることで感染します。
他にも、感染者の咳やくしゃみで感染する、飛沫感染や
家庭では感染者の嘔吐物に触れた手で食品を取り扱い
感染する二次感染が多いのでしっかりうがいと手洗いをして
消毒し感染しない事や感染を広げない事が重要です。
院長 戸井 真郷