なぜお盆は7月と8月に分かれているのか

2024.07.10

なぜお盆は7月と8月に分かれているのか

 

こんにちは!

お盆と言えば8月!と思っている千葉県出身の戸井です!

東京都世田谷でお仕事をしていると患者さんの方で7月にお盆を迎えている方がいらっしゃいます。しかし、お盆といえば8月という患者さんの方が多いです。

 

今回は、なぜお盆は7月と8月に分かれているのかをリサーチしてみましたので皆さんに共有させていただきます。

 

明治5年の改暦により、太陰太陽暦(旧暦)から 太陽歴(新暦)に暦(こよみ)が変更されました。

つまり、カレンダーの様式がガラリと変化したということです。

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太陰太陽暦(旧暦)・・・月の満ち欠けを基準にひと月として定めます。1年29.5日×12か月=354日太陽歴と年間11日ずれが生じる(季節感が毎年変わる)ため、3年に一度うるう月(うるうづき)により1年を13カ月として調節する仕組みの暦(こよみ)

 

太陽歴(新暦)・・・地球が太陽の周りを一周する時間=地球の公転に近い365日を1年とする。4年に1回うるう日(うるうび)により調節する仕組みの暦(こよみ)

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もともと、旧暦(太陰太陽暦)の7月15日、満月の日をお盆と定めていました。

※沖縄県では、旧暦の7月15日満月の日をお盆としていて、毎年違う日程になる。9月の年もあれば、8月の年もある。

 

改めて、なぜお盆は7月と8月に分かれているのかをまとめると、

 

7月のお盆は、旧暦のお盆の日付7月15日を大事にして行われているもの。

8月のお盆は、旧暦のお盆の季節感を大事にして行われているもの。

 

ということになります。

 

皆さんの会話のネタになれば幸いです!

 

お盆とは、故人やご先祖様の霊を家に迎えて、供養する1年に1回の行事のことです。お盆の期間は、ご先祖様の霊が「あの世」と言われる「浄土」という世界から、生きている私たちがいる「この世」といわれる「現世」に帰ってくると言われています。

 

私も8月にはご先祖様を供養しにお墓参りしてきます!

 



院長 戸井 真郷